地方都市でも底堅い物件価格
-金融機関は中古のワンルーム物件投資に対してはどのよう判断していますか。<大関>
今、私が申し上げた理由で、中古の投資用ワンルーム取得に際し、積極的に融資を行う金融機関もあります。オリックス信託銀行や、ノンバンクのジャックス、地方銀行ではスルガ銀行などがそうです。物件の収益がよければ、購入者の属性についてはそれほど厳しくみないのです。ただし、新築物件のように、30年もの長期融資というわけではなく、20年程度のものになることが多いようです。
-中古投資用物件を買う人は、そう長期保有をすることは考えていないでしょう。
<大関>
大体5年間ほどのスパンで考えている人が多いのではないのでしょうか。実際には2~3年のサイクルで転売されています。買う方も「買ったときより値段が下がらなければ良い」と言う考えで保有にこだわらず、積極的に売ります。今は投資用ワンルームの価格も底堅いですから、売主を確保するのは、そう難しくはありません。
-しかし、不動産価格これから下落する、という見方もあります。
<大関>
投資用中古ワンルームでいえば、都内の一部地域で確かに価格が下落傾向に見られます。しかし、港区や中央区を中心とした都心エリアでは、大手デベロッパーマンションとして仕込んだ土地にあえてマンションを建てずに、駐車場にするなどして、マンションの供給を引き締めることで価格の上昇を狙っている節があります。中古物件についても下落は考えにくい状況です。また、地方都市も価格については堅調なところが多いようです。例えば、福岡市、京都市、神戸市など今後も面白いのではないのでしょうか。
-御社(日本クリード)の仲介実績は。
<大関>
月間約100件といったところです。非常勤スタッフや管理を行うグループ会社のスタッフを含めて45人、事業拠点も本社の一ヶ所だけでこの実績ですから業務効率はいいでしょう。また、一部ですが、1棟単位で仲介したり、日本クリードが一時的に保有し、その前に収益性を上げて転売するケースもあります。
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